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桧原桜(ひばるざくら)-福岡市立 西花畑小学校(福岡県)-
2009/02/27 09:24
1984年のこと、本校運動場正面にある松本池の向こうに9本の樹齢50年を超える桜の木があった。
 これが道路拡幅工事のために伐採されることとなった。春を待つ蕾をいっぱいつけた桜の木々。
 そのうちの一本がある日切られてしまった。

 それを見た一人の名もなき市民が(十数年後、土居氏と知れる)次の一句をマジックで書き、桜の木に結びつけた。

 「  花守り進藤市長殿 
       花あわれ  せめてはあとニ旬  

                   ついの開花を  ゆるし給え  」


 それを見た心優しき業者の温情だったのか、一週間たっても残りの木は切られなかった。
 その歌のことが地元の新聞で報道され、桜の木には次々と花惜しむ歌の短冊や色紙がよせられた。そして、ある日その歌の中に、

  「 花惜しむ  大和心のうるわしや  

               とわに匂わん  花の心は    香瑞麻 」

の一首があった。 当時の福岡市長進藤一馬氏の返歌でした。

 このいきさつが、NHKTVのローカルニュースで流され、そのニュースがたまたま福岡に来ていた、團伊玖磨氏の目にとまり、随筆「パイプのけむり」で紹介された。さらに、「リーダーズ・ダイジェスト」で世界にまで報道された。この見事な花惜しむ心のリレーによって、桧原の桜はついの開花どころか、永久の開花を許されたのです。

 この話は学習研究社の6年生道徳読本「みんなの道徳」大阪書籍の1年生道徳読本「生きる力」にも掲載されている。
 
 
 
 
 
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